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訪問歯科として開業したい!必要な資格は?マニュアルはあるの?

訪問歯科として開業したい!必要な資格は?マニュアルはあるの? 高齢社会と言われている現代の医療も訪問歯科の需要が増えており、個人開業で訪問歯科を検討される人も多くなっています。
しかし、何から始めれば良いのかで悩む人は多いかと思われますが、最初にやるべきことは自分の医院に通院されていた高齢者の患者さんをフォーローすることから始めるのが最適です。
医院の過去3年分などのカルテの中から80歳以上の患者さんをリストアップ、訪問診療を行っているお知らせを送付する、もしくは電話で伝えることで訪問診療の依頼が期待できるようになります。
訪問歯科を始めるためにの資格などは不要です。
従来から得ている歯科医師の資格があること、保険医療施設の届出を行っている歯科医院は、訪問診療を行うための特別な申請手続きなどはありません。
但し、在宅療養支援歯科診療所の施設基準に係る届出を始め、歯科治療総合医療管理料の施設基準に係る届出など、いくつかの届出が行われているのかを確認しておくことが大切です。

訪問歯科開業をするにあたり利用したいマニュアル

訪問歯科開業をするにあたり利用したいマニュアル これからの高齢化社会を支える歯科医療を提供するためにも、訪問歯科は求められる分野であり、開業に関してはマニュアルをもとに進めることが可能です。
通常の歯科医院を開くのとは異なり、訪問歯科の場合は患者の自宅へと、歯科医とスタッフが出張をするスタイルになります。
すべての歯科治療に必要な用具と機材、設備が万端な施設内とは異なり、全ての治療に必須のアイテムは持参をしなくてはなりません。
必要な設備も用具も調達をしますので、その資金も必要であり、資本投下は必須にはなりますが、それは固定の医院でも同様です。
訪問後の準備に片付けや移動など、歯科医と動向をするスタッフには、それなりの負担がかかるのも否めません。
しかしそれらも想定内であり、負担はやや増大するとしても、訪問のスタイルは患者に健康な口腔内を維持する治療の提供ができることになります。
わからないことや疑問点も、開業マニュアルに従って進めていくと、意外とスムーズに行うことが可能です。